新江ノ島水族館(12)しんかい6500   

2008年 01月 08日
今日は「しんかい6500」にご登場願いましょう.しんかい6500号様は,えのすいの『航海・採集日誌 2007/9/25 千島海溝(2)』によると「深海界のスーパースター!」なのだそうです.すみません.2004年にへなちょこな写真撮ってしまいました…(T^T)ですが,本日,有り難くご登場戴けますでしょうか…深海生物標本の一番右「ウロコフネタマガイ」を採集された,しんかい6500号様です.2004年にMeSci(日本科学未来館)にいらした際の記録です.
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何故にお尻から撮るかな…のご無礼をお赦し下さい.そして,何と内部に入らせて戴く事も出来たのでした…感激.
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独り悦にいっていると…蒼シャツの男の子が横にいました.観察窓を覗き,しきりと嬉しそうに何か云っていました.わくわくするのも当然.本物だよ,本物!(^-^;)
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内部メカ類.嬉しさのあまり,写真へなちょこ(笑).特にキーボードの配列に興味を惹かれました.

今から4年も前に事になってしまいますが,当時,MeSci行きに誘って下さった,UCBさんに感謝は尽きません.有り難うございました.そして,MeSci,しんかい6500号に感謝.いくら深海が好きでも,自分が行かれる訳ではありません.なので,研究者の方々が大波に揺られ,荷物ふっ飛ばし(^-^;),船酔いと天候に苛まれつつも採集された深海の生物や石(ビニール袋?冷蔵庫?←デカ過ぎて回収不能),研究成果を有り難く見せて戴くのです.

そんな折,今週月曜日の朝日新聞朝刊の広告特集『未来想観図 次代に夢を馳せる人』に地球微生物学者である高井研さんのインタビューが掲載されていました.2002年のインド洋の事も書かれていました.展示のウロコフネタマガイが採集された時ですよね?この記事にリンクをはりたかったのですが,みつけられなかったので…また,転載させて戴きます.叱らないで下さい(^-^;)

「科学者は、衝動に突き動かされるまま、自分がおもしろいと思うことを追究するだけ。小説家や芸術家と同じで、研究は作品です。僕が、尊敬する研究者の論文や研究に触れてその美しさや努力に心を揺り動かされるように、僕もまた、多くの人たちに感動を与えるような研究をしていきたい」

感動致しました.両手で抱えられるほどの標本ですが,その美しさはいくら観ていても飽きません.えのすいへ行けば,いつでも観る事が出来ます.年間パスポートはその為に(^-^)では,リンク先の判るところへ

●新江ノ島水族館 『航海・採集日誌』
●JAMSTEC・高井研博士取材(SCI)
●JAMSTEC|独立行政法人海洋研究開発機構
●日本科学未来館

と,壮大に御送りしましたが,まだ「えのすい編」は続きます(^-^;)そう簡単にまとめられる規模ではありません.海は広いな大きいな.

by brristol | 2008-01-08 23:45 | 新江ノ島水族館