2011年 03月 21日 ( 1 )   

「東北地方太平洋沖地震」海上自衛隊派遣部隊(航空機)0321版日報転載   

2011年 03月 21日

『日報』投稿分をこちら『本館』へ転載致します。東北地方太平洋沖地震被災地へ向かわれ、今も大変厳しい状況下において活動を続けられている海上自衛隊の皆様を「護衛艦隊」「掃海部隊」「支援補給部隊」「航空機」4投稿に分割致します。
救助救援物資輸送に欠かせない存在の航空機さんがた。活動状況の情報が多い為、現在投稿用にリストを作成、またこれまでの記録の確認を急いでおります。
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救難ヘリコプターUH-60Jさんがた。救助のみならず、物資の輸送もなさっています。「ロープ1本あれば、どこへでも!」の第73航空隊の皆様。発災翌日3月12日、大湊を離陸、尻屋から宮古にかけて孤立した住民の捜索救助を実施、救助者11名を大槌から県立釜石病院搬送完了。その後、発表資料の記載が「UH73号」のように機体名となります。78号さん、白浜小学校から被災者37名前を救助、釜石体育館へ搬送、66号さん、白浜小学校から被災者66名を救助、釜石小学校へ搬送、厚木より長沼へ飲料水1トンを輸送、長沼から桂島へ飲料水及び糧食500kgを輸送。72号さん、桂島へ物資輸送。
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哨戒ヘリコプターSH-60Jさんがた。SH60Jさんがたも救助・物資の輸送をなさっています。SH00号さん、白浜小学校から被災者28名を救助、釜石体育館へ搬送、三沢から久慈に糧食50食分輸送。
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掃海母艦「うらが」さんに着艦される際の掃海・輸送ヘリコプターMH-53Eさん。大型のヘリコプターさんです(横須賀では記録する機会が殆どありません)。補給艦「ときわ」さんから宮城県長沼市へ応急糧食3,000食、遠野運動公園へ非常用糧食9,000食、毛布500枚、水157箱、石巻へ毛布400枚を輸送されています。岩国より第111航空隊のMH-53Eさん、厚木から石巻運動公園へ医療品10kg、毛布1,100枚を輸送、厚木から石巻運動公園へ毛布700+400枚及び医療品を輸送、霞目から大島まで飲料水6.5+6.5トン輸送、
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掃海・輸送ヘリコプターMCH-101さんがたの記録がありません。砕氷艦「しらせ」さん搭載のCH-101にて投稿します。大型のヘリコプターさんですので、人員輸送、非常糧食15トン輸送などなさっています。追って、逐次詳細追記致します。
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(0321画像追加)海上自衛隊さん救難機US-2さん。水陸両用機です。海面に着水する事が出来ます。3月18日、厚木より松島へ生活関連物資2.5トンを空輸。
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(0321画像追加)海上自衛隊さん輸送機YS-11Tさん。3月18日、徳島から松島へ救援物資6.4トン空輸。
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(0321画像追加)海上自衛隊さん輸送機YS-11Mさん。3月18日、岩国から八戸へ毛布等物資を空輸。
【03171230追記】
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陸上自衛隊さんCH-47Jさんによる福島第1原発3号機への上空からの放水が行われました。陸上自衛隊さんによる放水の記録がありませんので、記録は2008年国際航空宇宙展の際の航空自衛隊さんによる「放水展示」であります。
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放水目的地点近くの海域に移動され…
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高度を海面近くまで下げ、海水を汲みます。
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本日の放水に使用されている装備(海水をくみ上げる容量)であるかは確認出来ていませんが、7.5トン(1回につき)と報道されています。7.5トンを計4回。その後、地上より自衛隊さんによる放水が行われました。
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単に海水をくみ上げると云う簡単な作業ではありません。昨日より、東日本太平洋側は、かなりの強風が吹いています。大量の海水が強風に揺れるかもしれません。
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そして放水。この記録は、横浜港臨港パーク前面洋上です。本日、NHKさんニュースでの映像を見る限り、3号機に海水は届いています。作業時間は1機あたり40分。その範囲内での放水です。現段階(12時49分)で、数値に劇的変化は見えないとの報道ですが、私たちは今、経験した事のない非常事態に向き合っているのです。何事も全ての可能性に果敢に挑まなくてはならないのです。身を挺して。映像や報道を観ているだけの私たち一般民間人は、評価評論などするのではなく、心から成功を祈り、身を挺して作業にあたられている方々の無事を祈るべきです。もっと低く飛ばないと、と云う声もあるようですが、以前、消防士さんからお話を聞いた事があります。阪神淡路大震災の際、「何で、もっと空から消火しないんだ!と詰め寄られたが、高度を下げて低いところから放水すると水損が大きくなるから、なかなか出来ないんだ。かと云って、高くすると霧状になる」。何とかしたい、助けたい、そう思う私たちの気持ちが感情的にならないよう、冷静にかつ切に成功を祈りましょう。午后より地上での放水も開始されるようです。
【03200049】昨日深夜より、遂に地上からの放水が始まりました。切に切に成功と作業にあたられる全ての方々の無事を祈りましょう。

by brristol | 2011-03-21 05:34 | 海上自衛隊へ行こう | Trackback | Comments(0)