Special & Vintage Car Festa 2012 最終章   

2012年 04月 12日
え〜、本日はイギリス生まれのアメリカ育ち「シェルビーコブラ427’65年モデル」のご紹介と参ります。ハッキリ云って写真は良くないッ!ケータイで撮ったから甘いんです。スイートなんです、トホホ…。でも頑張って撮ったんだから感謝状ぐらい欲しいもんだ!じゃ、行きまっせ!
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このコンパクトでグラマラスなボディにフォード製のV8(7,000cc)を積んでるんですよ!あの当時は、まだコンパウンドの固いタイヤしかなかったのに、それでも0〜400mが12,4…。今のタイヤ使ったら、おそらく11秒切るんじゃないでしょーか…、恐い、恐過ぎるコブラ。
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最初はイギリスのAC自動車ってトコが造ってたんですよ、で、エンジンは何と!?ブリストル自動車(ウチですよ、ウチ!)から供給されてたんですが、61年にあのキャロル・シェルビーが製作に携わって来てからV8を積むようになったんですねー。フォード社は「打倒コルベット!」の意味合いも込めて、キャロル・シェルビーに夢を託したと。う〜ん、いい話じゃ…。
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ゲロゲ〜ロ、カエルじゃありません。コブラの面です。こんなんが自分の車の後ろにベタッと張り付いて来たらどーしますか?グォ、グォ、ズゴゴゴとか云いながら。普通ならウィンカー出して「どーぞ、先行って下さい、ハハ(^-^;)」ってトコでしょうが、それだとコブラの思うつぼ!例え乗ってる車がカローラだろーと勝負ですよ!カローラ対コブラ。目に見えている勝負でも、男は引き下がっちゃイカン時があるのです!(でも大概譲るよな)
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至ってスパルタンなインストルメントパネルです。メーターもスピード、タコ、油圧、水温、ガソリンゲージぐらいしかないと思います。例えば今これを買ったとして、エアコンとか付けたいですか?ナビとか付けたいですか?付けたくても付けたらイカンのです!いくらオープンとは云っても、足下はと〜っても熱いはず。だってボンネットの下では7,000ccのエンジンの8本のピストンがガンガンに燃えているんですよ〜!でも、そこは我慢、我慢。ナビなんかなくてもいいんです、と云うか、付けちゃ駄目!これは旅行に行く車ではないのですよ。こっからあそこまでぶっ飛ばす車なんですねー。(買わない方が得策、いや買おうと思ってもオリジナルは1億5千万以上しますから簡単には…ね!(^-^;)
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しかし、ボリュームのあるお尻ですねー。観るからに「走る為に生まれて来た」って、どっかのCFみたいな決めゼリフが似合う、つーかそのものです。記録ではトップスピードが290kmだったそーな…。レースでもフェラーリ、ポルシェに圧勝。日本で云えばハコスカGT-Rが連戦連勝してた感じでしょうね!
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ケツを観れば車が判ると云いますが(オレだけかな?)、ケツの迫力は段違いです!それはコルベット、2000GTにも云える事ですね。
このコブラ、俗に「ACコブラ」とも呼ばれてますが、これは最初に書いたAC自動車からきています。’65年から製作された427モデルは世の中に300台程らしいです。これは?これは本物です!ブースの中に「キャロル・シェルビー本人から、直接『コブラ』を受け取っておられるご本人の写真と署名」がありました。う〜ん、このオーナーってお金持ち??オレなんかグローブだって中古を買うのに…いやグローブは中古の方がいいんだよなぁブツブツ…。

と云う訳で「元々はブリストル社製のエンジンを積んでいた(過去形)ACコブラ」、如何だったでしょうか?今のスンゲー車を語る前に、50年代、60年代の「如何に速く走るか」「如何に豪勢にクルーズするか」みたいな、車の原点を見つけて戴けたら投稿者として嬉しい限りで御座んす!

今回の投稿にて、『Special & Vintage Car Festa 2012』は、一端終了させて戴きます。タッカー、ドライエ等は写真に収めなかったもので…(^-^;)。ギンギラ&ピュアスポーツにしか目が行かなかったんです。それは僕自身が「ギンギラ&ピュアなのだ!」と云う事で締めくくりたいと思います!(←バ〜カ(笑)

ご閲覧、有り難う御座いました!

by brristol | 2012-04-12 14:37 |