毎年、12月27日(28日の時もあるかも)は、「夕刻天体ショー」です。今年も細い月と宵の明星の競演。本日の夕方は風がやみ、切れるような寒さではありませんでした。
本日の月齢は2.4。細い細い月が夕刻の空に光り始めます。月齢2の月は「眉月」と云われるそうです。側に光るのは、宵の明星の金星。天体望遠鏡なら、金星も月のように満ち欠けが撮れます。月蝕の時のように月全体が何となく見えていますね。地球の光を映した「地球照」。でも、皆既月食のように赤銅色にはなりません。
「蒼」で撮ってみました。蒼にすると、じゅんくんちのアンテナ支え線が入ってしまうところがご愛嬌。薄いので、ちょっと見えづらいですが、羽田を出発した(?高度が高いですが)旅客機の光跡。年末の夕方ですので、離発着ラッシュと天体ショーが重なります。しかし、家の玄関からだとアンテナ支え線が入ってしまうので、けんけんちの前に移動…が。もちっと待つべきでした。
残念。あと2分ぐらい、じっとしていれば、天体ショーとSH-60さん(多分)の競演が撮れたのです。残念でありました。この辺りはヘリコプターさんの通り道。毎日、米海軍さんのSH-60さんが通ります(それが日常)。かなり低空に思えますが、実はここ辺りは横浜市内でも標高が高く、実際には低空ではないのです。陸上自衛隊さんもよく通られます。航空自衛隊さん、海上自衛隊さんは毎日ではありませんが…あ、P-3Cさんは毎日通るかも。なので、家に居ても、基地近くにいるような、訓練内に居るような気がします。