災害派遣と横須賀水中処分隊の皆様   

2009年 03月 19日
昨日は本当に大忙しの横須賀の海.持参したコンパクトフラッシュ5枚はほぼ使い切りました.ごらいあすな「ひゅうが」さんのご登場も威風堂々でありましたが,やはり,『ふりかけ』系列ブログとしましては,横須賀水中処分隊の皆様が海上にて訓練なさっていた場面をだいじぇすとで.『別館』にて,拡大版投稿します.
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いざ横須賀消磁所付近へ.横須賀水中処分隊の皆様のご登場です.高速ごむぼーとさんは油断すると,あっと云う間に遠くに行ってしまいます.海上をまさに縦横無尽.この横須賀水中処分隊さんの高度な技術力は,災害派遣にも生かされている事を教えて戴きました.戴いたコメントから転載させて戴きます.

 我々、処分隊員(EOD員)の主たる任務は「海上交通の保護に寄与するため爆発性危険物を除去すること」でありますが、潜水技能および、処分艇(ゴムボート)操法の技能の高さからこのような災害派遣で出動することが多々あります。

補足:「このような災害派遣」とは,先日の伊豆大島沖での貨物船同士の衝突事故により,行方不明となった貨物船捜索活動を指します.
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昨日は,特に処分艇(ゴムボート)操法の見事さを見学する事が出来ました.「ひゅうが」さんが入港される直前,水中処分母船YDT03号さんに続き,海上での訓練を終えられた横須賀水中処分隊の皆様がご帰還される場面.見事なまでに等間隔なのです.どの写真を観ても,全て完全等間隔でした.
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横須賀消磁所前にて.縦横無尽です.この日は,かなりの強風で波もありましたが,全く不問と云う感じです.
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これから海に潜られるようです.随分と春めいて来たとは云っても,まだ海は冷たいですし,波がごろんごろんです.でも,横須賀水中処分隊の皆様は全然余裕なのです.
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余裕綽々いんだすとりあるです.見学出来る機会が増えて来ましたが,その度に敬服するのであります.こちらは,『YOKOSUKA軍港めぐり』のSea Friend I号さんの船上で,あまりの強風に呼吸困難寸前,波に揺られてよろよろですから.

海上で事故等があった当初は報道されますが,その後の捜索活動の経過などは,殆ど報道される事がありません.私たちもいつ何時当事者になるやもしれません.「何処かで誰かが救助してくれている,捜索してくれている」と云うのではなく,実際の任務に就かれている方々を知る事で,現実的に感じられる・考える事が出来るようになりたいですね.横須賀水中処分隊の皆様,いつも大切な事を教えて戴きまして,厚く御礼申し上げます.

by brristol | 2009-03-19 20:34 | 海上自衛隊へ行こう